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冬に運動を始める人が春に差をつける理由|寒さと年末年始の科学

冬に運動を始める人が春に差をつける理由|寒さと年末年始の科学

「運動を始めるなら春から」。そう考える方は多く、実際にジムの入会は春に増えます。RESIST曙橋店が2026年冬にオープンすると聞いて、「冬からなんて、続かなさそう」と思った方もいるかもしれません。

私たちは逆だと考えています。冬に始めた人が、春に差をつける。理由は感覚ではなく、体重と身体活動の季節変動を追った研究の数字にあります。

年末年始で増える体重はわずかでも、増えた分は1年後もそのまま残る。冬は寒さそのものより「動く時間」が静かに削られる。この2つを知っていれば、冬の対策は「食事を我慢する」より「動く時間を屋内で確保する」だと分かります。

この記事では、冬の落とし穴を研究で確かめたうえで、曙橋・四谷・若松河田エリアで冬に運動を始める現実的な方法を、時間・服装・メニューの順にまとめます。

この記事の結論

年末年始の体重増は平均で体重の約0.65%、増えた分は1年後もほぼ残るという追跡研究があります。冬は日照が減るだけで、歩く時間が1日あたり10〜16分減る。つまり冬は「太る季節」というより「動かなくなる季節」で、対策は屋内で30分の習慣を先に作ること。冬に始めた人は、春に体型と体力で差が出ます。

この記事を書いた人2026.09.07
石岡 大輔
石岡 大輔 Daisuke Ishioka
RESIST西新宿店 代表トレーナー

2018年、高校3年時に野球部の専属トレーナーとともにトレーナー活動を開始。国際武道大学 スポーツトレーナー学科に学び、在学中の2021年には全日本大学ボディビル選手権大会で20位に入賞。

2022年の卒業後は都内を中心に対面・オンラインでパーソナル指導を行い、2023年にパーソナルジム&ピラティスRESIST西新宿店を創業。トレーナー歴10年。

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年末年始の「ちょっと増えた」は、1年後も残る

オーストラリアの成人368人に1年間、体重を毎日(少なくとも毎週)測ってもらった研究があります(JAMA Network Open, 2023)。1年間の体重増加の中央値は体重の0.26%(約218g)と小さい一方、週の中でも約0.3%(約252g)の変動があり、月曜と火曜がいちばん重い。そしてクリスマスから年始にかけて、体重は平均0.65%上がりました。体重84kgの人なら約550gです。

「その程度なら戻る」と思うかもしれません。ここで、別の追跡研究が効いてきます。ルーマニアの成人120人を、冬休み前・直後・1年後の3時点で体組成計測した研究では、休暇前68.25kg、直後69.40kg、1年後69.45kgと、休暇で増えた分がそのまま残っていました。内臓脂肪の面積も98.5から100.5、そして1年後101.4平方センチメートルへと、戻るどころか維持されています(Medicina, 2026)。

年末年始で増えた体重は1年後もそのまま残った。休暇直後+1.15kg、1年後+1.20kg

※ 成人120人を冬休み前・直後・1年後の3時点で追跡。休暇前の体重を基準にした増加分。出典: Udroiu IV, et al. Medicina, 2026(PMID: 41901591

この研究の著者らは、年間の体重増加と休暇期間の増加がほぼ同じ大きさだったと述べています。言い換えると、1年分の体重増加は、年末年始の数週間で決まっている可能性がある。冬をどう過ごすかは、その年の体型を左右する分岐点です。

冬に太る本当の理由は「動かなくなる」こと

冬の体重増は食べ過ぎのせい、と片づけたくなりますが、もう一つの要因が身体活動の減少です。ドイツの65歳以上1,324人に加速度計を着けて歩行時間を測った研究では、天候の要素すべてが歩く時間に影響し、最も強かったのは日射量でした。平均的な冬の日と夏の日を比べると、歩行時間は男性で16.1分、女性で9.2分、冬のほうが短かったのです(Journal of Epidemiology and Community Health, 2012)。風が強い日、雨の日、湿度が高い日も、歩く時間は有意に減っていました。

日本のデータもあります。女子大学生31人の体重と生活習慣を春・秋・冬で比べた研究では、体重は秋に減り、冬には増える傾向があり、歩数と摂取エネルギーは季節で有意に変化していました(International Journal of Environmental Research and Public Health, 2020)。ただし、体重が増えた人と維持した人で生活習慣の変化に差は見られず、著者らも「冬の体重増を一つの行動で説明できない」としています。ここは正直に書いておきます。

冬に起きること研究が示した数字対策の方向
年末年始の体重増平均+0.65%(約550g/84kgの人)増える前に「動く枠」を持つ
増えた分の持続1年後もほぼ同じ(+1.15kg→+1.20kg)1月に戻す計画を立てる
日照・気温による活動減歩行が1日9〜16分減(高齢者)天候に左右されない屋内の運動
歩数と摂取エネルギーの季節変化冬に体重増の傾向(日本の若年女性)食事より先に活動量を確保

寒い日に外を歩く時間が減るのは、意志の問題ではなく環境の問題です。であれば、対策も環境で打つのが筋です。天候に左右されない屋内で、短い時間の運動を「予約」してしまう。それが冬に効く設計です。

冬に始める人が春に差をつける理由

理由は3つあります。

  1. 増える前に手を打てる:年末年始の増加と、その持続を知っていれば、12月に運動の枠を作っておくだけで結果が変わります。1月に慌てて始める人と、12月から週2〜3回動いている人では、春の時点で3ヶ月分の差がついています。
  2. 習慣が「季節に依存しない」:冬に屋内で作った習慣は、天候の良い春夏に崩れにくい。逆に、春の陽気で始めた運動は、次の冬に最初の試練を迎えます。
  3. 競争が少ない:ジムの新規入会は春に集中します。冬に始める人は、トレーナーの時間も予約枠も余裕がある中で、フォームを固められます。

「春から」と決めている方に伝えたいのは、春は「始める季節」ではなく「差が見える季節」だということです。運動の頻度と定着の関係は、パーソナルジムは週に何回通うべきかで詳しく扱っています。年末年始の食べ過ぎからの立て直しは、年明けの運動再開ガイドも参考にしてください。

冬の運動で気をつけること:服装・準備・時間帯

冬の運動には、夏と違う注意点があります。

  • ウォームアップを長めに:気温が低いと筋肉と関節が温まるまでに時間がかかります。最初の5分は軽い動きで体温を上げ、そのあと本番の種目に入ります。
  • 朝は体が硬い:起床直後は体温が低く、可動域も狭い。朝に運動するなら、いきなり重い重量や深い可動域の種目から始めず、ピラティスの呼吸や軽いスクワットから入ります。
  • 重ね着で調整:屋内では運動開始後に体温が上がるので、脱げる服で来る。手ぶらで来てレンタルウェアに着替えれば、この問題はなくなります。
  • 水分:冬は喉の渇きを感じにくく、水分摂取が減りがちです。運動前後に一口ずつでも飲んでください。
  • 時間帯は「守れる時間」で選ぶ:朝でも夜でも、続く時間帯が正解です。冬の朝の暗さで起きられないなら、帰宅前の30分に切り替える。

冬の30分メニューの例も置いておきます。週2〜3回、内容は全身の基本種目が中心です。

曜日の例内容種目の例
月(筋トレ)全身の基本ゴブレットスクワット、チェストプレス、シーテッドロウ、デッドバグ
水(ピラティス)姿勢と呼吸リフォーマーのフットワーク、胸椎の伸展・回旋、サイドリフト
金(筋トレ)下半身とお尻レッグプレス、ルーマニアンデッドリフト(軽負荷)、ヒップスラスト、カーフレイズ

RESIST曙橋店:冬のオープンだから「トリプル無料」で始める

曙橋店は2026年冬にオープンします。冬に始める人を応援したい、という私たちの考えを形にしたのが先行登録特典です。

  • 完全個室・マンツーマン・1回30分:寒い日でも「30分だけ」なら出かけられます。フォームは毎回トレーナーが見ます。
  • 手ぶらOK:ウェア・シューズ・タオルは無料レンタル。冬の重い荷物と着替えの面倒を、丸ごとなくしました。
  • 当日予約・きつい日はピラティスへ切替:天候や体調で予定が崩れても、通い放題なので「行けなかった損」が残りません。
  • 曙橋駅から徒歩4分:都営新宿線の駅から近いので、雨や雪の日の移動を短くできます。
  • 営業時間は8:00〜22:00(予定):朝が苦手な冬でも、夜の枠で続けられます。

RESIST曙橋店は、新宿区住吉町(曙橋駅徒歩4分・若松河田駅徒歩9分)に2026年冬オープン予定です。オープン前に曙橋店のページから公式LINEを友だち追加していただいた方は、先着50名さま限定で、初回体験・入会金・初月の月会費が無料になる「トリプル無料キャンペーン」をご用意しています(最低利用期間3ヶ月)。冬を待たずに始めたい方は西新宿店(初台駅徒歩7分)で無料体験(約60分)を受けられます。

よくある質問(FAQ)

Q. 冬は痩せにくい季節ですか? A. 「痩せにくい」というより「動かなくなる」季節です。研究では、日照や気温の低下で歩く時間が1日9〜16分減っていました。屋内で動く時間を確保できれば、季節は言い訳になりません。

Q. 寒い日は運動を休んだほうがいいですか? A. 体調が悪い日は休んでください。寒さだけが理由なら、屋内の運動に切り替えるのが答えです。ウォームアップを長めにとれば、冬でも運動の質は落ちません。

Q. 年末年始に増えた体重は、いつまでに戻せばいいですか? A. 研究では、休暇で増えた分が1年後も残っていました。「自然に戻る」を期待せず、1月中に運動の枠を戻すことをお勧めします。増えた分が小さいうちほど、戻すのは簡単です。

Q. 冬から始めると、春までに何が変わりますか? A. 週2〜3回を12月から続ければ、春までに約3ヶ月分の積み上げになります。体型の変化には個人差がありますが、筋力と「運動が生活に組み込まれている感覚」は、春に始める人より確実に先に手に入ります。

参考文献

[1] Maher C, et al. Weekly, Seasonal, and Festive Period Weight Gain Among Australian Adults. JAMA Network Open. 2023.(PMID: 37498598

[2] Udroiu IV, et al. Persistence of Body Composition Changes Observed During the Winter Holiday Period: A Three-Time-Point, One-Year Longitudinal Study. Medicina. 2026.(PMID: 41901591

[3] Klenk J, et al. Walking on sunshine: effect of weather conditions on physical activity in older people. Journal of Epidemiology and Community Health. 2012.(PMID: 21325149

[4] Yoshimura E, et al. Changes in Season Affect Body Weight, Physical Activity, Food Intake, and Sleep in Female College Students: A Preliminary Study. International Journal of Environmental Research and Public Health. 2020.(PMID: 33255205

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