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北浦和で夏に不足しがちなタンパク質|そうめんに『一品足す』増やし方と3食の配り方

北浦和で夏に不足しがちなタンパク質|そうめんに『一品足す』増やし方と3食の配り方

暑い日が続くと、火を使う料理がおっくうになります。昼はさっとそうめん、夜も冷やし中華や冷たいうどん。子どもも「そうめんがいい」と言うし、自分も食欲がないから、それでいい。北浦和で家族の食事を預かる方から、夏によく聞く声です。

気持ちは、痛いほど分かります。でも、ひとつだけ知っておいてほしいことがあります。その「麺だけ」の食卓が続くと、あなたの体は静かに筋肉を削っていきます。

夏に体重が落ちると「痩せた」と少し嬉しくなるかもしれません。けれど、その中身が筋肉だとしたら話は別です(夏やせで具体的に何が起きるかは、別記事「北浦和で気をつけたい『夏やせ』の正体」で詳しく解説しています)。この記事では、その一歩手前にある「夏の食卓でなぜタンパク質が不足するのか」と、「食欲がなくても無理なく増やす具体的な食べ方」に絞って、順を追って解説します。

この記事の結論

夏に食欲が落ちて、そうめんや冷たい麺だけで済ませると、タンパク質が大きく不足します。そうめん2束のタンパク質は約9.5g、成人女性の1日推奨量50gの5分の1以下。しかもタンパク質は1日の合計量だけでなく、朝・昼・夜への配り方も効きます。夜だけに偏らせるより3食に均等に配ると、筋肉の合成が24時間で25%高まると報告されています。対策はシンプルで、麺に卵・ツナ・冷奴を一品足して1食20gを目安にすること。食べ方を少し変えるだけで、夏の食卓は筋肉を守る味方になります。

この記事を書いた人2026.07.20
田村 京椰
田村 京椰 Kyoya Tamura
RESIST北浦和店 代表トレーナー

高校まで野球に打ち込むも、3年生の夏、大会直前に腰椎分離症を発症し、復帰できないまま引退。支えてくれたチームトレーナーとの出会いと悔しさを原点に、トレーナーの道を志す。大原ビジネス公務員専門学校盛岡校 パーソナルトレーナーコースで学び、在学中の2021年12月にJATI認定トレーニング指導者(JATI-ATI)を取得。

2023年の卒業後は愛知県のパーソナルジムでキャリアを開始し、2024年に活動拠点を埼玉へ移す。2025年4月にSUMMER STYLE AWARD 新人類クラス&RCCクラスで5位に入賞し、同年9月よりRESIST北浦和店に加わる。

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夏の「そうめんだけ」ランチが、あなたの体からタンパク質を奪う

まず、数字で見てみましょう。そうめんは、実はタンパク質がとても少ない食べ物です。

日本食品標準成分表によると、そうめん・ひやむぎ(乾)100g、およそ2束のタンパク質は約9.5gです。めんつゆを少しかけて食べる昼ごはんなら、タンパク質は10g前後にしかなりません。

これがどれくらい少ないか。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、タンパク質の1日の推奨量は成人女性で50g、男性で65gとされています。つまり、そうめんだけの昼ごはんは、女性の1日の必要量の5分の1以下。3食で均等に摂ろうとすれば1食あたり15〜20gは欲しいのに、その半分も届いていないのです。

これが週に何度も、しかも昼だけでなく夜も麺、となると、1日の合計タンパク質が推奨量に大きく届かない日が続きます。夏の食欲不振は、知らないうちに「タンパク質不足の季節」を作り出しているのです。

足りないと、体は自分の筋肉を材料に回してしまう

タンパク質は、筋肉や肌、髪、免疫、酵素など、体のあらゆる部分の材料です。食事から十分に入ってこないと、体は不足を補うために、自分の筋肉を分解して材料を調達しはじめます。とくに夏は、麺中心の食事で材料が入ってこないうえ、暑さで活動量も落ちるため、この分解が進みやすい季節です。その結果、体重は落ちても、失われているのは脂肪よりも筋肉。これが「夏やせ」の正体です。

つまり、夏の「なんとなく痩せた」の裏で、いちばん失いたくない筋肉が削られている可能性がある。だからこそ、まず入り口として、毎日の食事でタンパク質の「量」を確保することが、すべての土台になります。

実際、日本の高齢者を対象にした研究では、タンパク質の摂取量が多い人ほど、手足の筋肉量が多いという関係が、運動習慣とは独立して確認されています(Ishikawa-Takata ほか, Geriatrics & Gerontology International, 2024)。年齢を問わず、筋肉を守る土台はまずタンパク質の「量」、そして次に見る「配り方」です。

タンパク質は「1日の合計」だけでなく「3食の配り方」も効く

ここで、もう一歩踏み込んだ話をします。タンパク質は、1日の合計量だけでなく、朝・昼・夜への「配り方」も結果を左右します。

健康な成人を対象にした研究で、同じ1日の総量のタンパク質を、(A)朝・昼・夜に均等に配る(約30g×3食)か、(B)夜に偏らせる(朝11g・昼16g・夜63g)かで比べたものがあります。すると、均等に配ったほうが、24時間の筋肉の合成が25%も高かったのです(Mamerow ほか, Journal of Nutrition, 2014)。

タンパク質を3食均等に配ると、夜に偏らせるより24時間の筋肉合成が25%高い(Mamerow 2014のデータ)

※ グラフは Mamerow ほか(2014)の報告値をもとに作成。値は24時間の筋タンパク質合成速度で、高いほど筋肉が作られやすい状態を示します。

これが夏の食卓にとって重要なのは、「昼をそうめんだけで済ます」ことが、まさにタンパク質を夜に偏らせるパターンそのものだからです。昼にほとんど摂らず、夜にまとめて、では、筋肉を作るチャンスを1食分まるごと逃していることになる。しかも夏は、その夜すら冷たい麺とビールで軽く済ませがち。これでは配り方も総量も崩れてしまいます。

朝食のタンパク質も侮れません。日本の高齢者を長期間追った研究では、朝食のタンパク質の質が高い人ほど、その後の筋力の低下(握力の衰え)が起きにくいと報告されています(Kinoshita ほか, JAMDA, 2022)。朝・昼・夜、どの1食も抜かずに、こまめに配る。これが夏に筋肉を守る食べ方です。

食欲がなくても20g|そうめんに「足すだけ」の現実解

とはいえ、暑くて食欲がない時に、急にがっつり肉を食べるのは現実的ではありません。だから提案は、「麺をやめる」ではなく「麺に足す」。手持ちの冷たい食事に、タンパク質を一品トッピングするだけです。

下の表が、足すだけで届くタンパク質量の目安です。

食品(1食分の目安)タンパク質
そうめん・ひやむぎ 乾 2束(100g)約9.5g
+ 卵 1個約6.1g
+ 納豆 1パック(40g)約6.6g
+ 冷奴(木綿豆腐 1/2丁・150g)約10.5g
+ ツナ缶(水煮 1缶・70g)約11g
+ サラダチキン 1個(約110g)約22g
+ ギリシャヨーグルト(100g)約10g

たとえば、そうめん(9.5g)に卵1個(6.1g)とツナ缶(11g)を乗せるだけで、合計は約27g。これで昼の目標20gを軽く超えます。冷やし中華ならハムや錦糸卵、蒸し鶏を多めに。冷たいうどんに温泉卵と納豆。どれも火をほとんど使わず、食欲がなくてもつるっと食べられるものばかりです。

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、成人に筋力トレーニングを週2〜3日行うことを推奨しています。タンパク質で材料を入れ、運動で刺激を与える。この両輪がそろって初めて、夏でも筋肉は守れます。食事だけでも、運動だけでも、片手落ちなのです。

北浦和で、食事と運動を一緒に立て直す

「わかってはいるけど、家族の食事を回しながら自分の体まで気を配るのは大変」。その通りだと思います。だからこそ、一人で抱えないでほしいのです。

RESIST北浦和店では、トレーニングだけでなく、こうした毎日の食事の工夫まで、あなたの生活に合わせて一緒に考えます。「完璧な食事」を押しつけるのではなく、「そうめんに何を足すか」くらいの、続けられる現実的な一歩から。通い放題で、お子様連れのご相談も歓迎です。夏に落ちた筋肉を秋に持ち越さないために、まずは無料体験で、今の食事と体を一緒に見直してみませんか。

よくある質問(FAQ)

Q. 夏に体重が落ちました。これは良いことでは? 落ちた中身によります。脂肪なら良いですが、夏やせの多くは筋肉と水分の減少です。筋肉が落ちると代謝が下がり、秋以降に太りやすくなります。体重の数字より、しっかり食べて筋肉を守ることを優先してください。

Q. プロテインパウダーで補ってもいいですか? はい、食事で足りない時の補助として有効です。特に食欲がない夏は、飲み物で手軽にタンパク質を摂れるのは利点です。ただし基本は食事から。プロテインは「食事にプラスする補助」と考えてください。

Q. 1食20gの目安が難しいです。簡単な考え方は? 「手のひら1枚分の肉・魚・大豆製品・卵」を1食に、とざっくり覚えてください。麺類の日は、卵・納豆・ツナ・冷奴のどれかを必ず一品足す、と決めるだけでも大きく変わります。

Q. 子どもも麺ばかりで心配です。 成長期のお子さんも、タンパク質は体づくりの土台です。麺に卵やハム、しらす、豆腐などを足す工夫は、大人と同じで有効です。家族みんなで「麺に一品足す」を習慣にすると続けやすくなります。

参考文献

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